歓喜のピクニック

いよいよ春が到来。今年は、暖かくなった気候だけが喜びのピクニックを催したい理由ではありません。6月は、国中で女王陛下のプラチナ・ジュビリー（即位60周年記念）を祝う時期です。 旗を飾り、シックな屋外ダイニングスペースを作り、輝く太陽を浴びるのに特別な言い訳は必要ありませんが、ジュビリーという季節は、どうしても抑えられない衝動に駆られます。

太陽は空高く昇り、そよ風が吹くこのピクニックには絶好のコンディション。ついつい公園などの広場に出かけたくなりますが、本当に楽しいピクニックをするには、庭からあまり出かけないことをお勧めします。これはただのピクニックではありません。一生に一度の特別なイベントを祝うのですから！

シックなダイニング

刈りたての芝生は、美しいリバティ生地のピクニックブランケットを敷くのにぴったりの場所で、パーティーの子供たちはそこで食事をします。大人たちは、ダイニングテーブルを屋外に持ち出して、とびきり華やかに飾ります。話題性のあるテーブルクロス、フリルの縁取りのランナー、季節の花を飾ったたくさんの花瓶、 そして本格的なカトラリーを用意します。 グラスや食器、そしてリバティの柔らかな生地のナプキンもご用意しています。テーブルがあれば、 ピクニックバスケットに詰め込むものはすべて不要。バゲットや冷えたワイン、エルダーフラワー・スプリッツ、ピムス・レモネードなどを入れても素敵です。

伝統的な饗宴

女王陛下のジュビリーには、女王陛下のお気に入りの料理が欠かせません。もちろん、これらが女王陛下のご好物だと確証があるわけではありませんが、もし陛下が私たちの華やかで自由に満ちたピクニックにお越しになるとしたら、きっとこれらの料理を召し上がってくださるだろうと想像しています。焼きたてのスコーン、たっぷりのイチゴ、コロネーションチキンサラダ（1953年のエリザベス2世女王戴冠式の晩餐会のために考案された料理）、山盛りのキュウリとミントのサンドイッチ、自家製ソーセージロール、そしてもちろん、英国らしさ満点でノスタルジーを誘うヴィクトリアスポンジケーキ。

快適さこそが王様

ガーデンピクニックの魅力は、荷物をほとんど運ばなくて済むこと。それが、より快適な空間を演出してくれるのです。ピクニックブランケットと椅子にクッションを重ねれば、心地よい柔らかさで、ついつい長居したくなる空間が生まれます。バスケットにスローやキルトを詰め込めば、日が暮れ始めたらみんなが暖かく過ごせます。もちろん、屋外で過ごすメリットを満喫しながら、自宅に近いという利便性も享受できます。トイレに行く手間も、小さなお子様を寝かしつける手間も省けるので、満天の星空の下で軽食を楽しむのも簡単です。

祝福の気持ち

プラチナ・ジュビリーは盛大な祝賀ムードに包まれること間違いなし。祝賀ムードを盛り上げるなら、この週末がまさにうってつけです。旗飾りを飾り、みんなで歌えるプレイリストを作り、大切な人たちを招待し、日が暮れる頃には花火も用意しましょう。きっと忘れられない、賑やかなピクニックになるでしょう。

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